動画で振り返るPV(ミュージックビデオ)

動画で振り返るPV(ミュージックビデオ)

 最近はほとんどCDも買わなくなり(オンラインでのダウンロード購入も然り)音楽を聴かなくなりましたが、1980年代以降はとにかく音楽をたくさん聴いて、詳しくなったつもりでおりました。
 それが動画共有サイトで過去にカセットテープが伸び伸びになるまで聴き続けた曲のプロモーションビデオを観ることができるようになり、当時の思い出とともに感慨深く楽しめるようになったのは、とてもうれしくありがたいことです。同時に、今音楽を買って楽しむ人々が減ってきている実情もわかるような気がします。
 当時のPVは、現在のようにCGを駆使したり映像技術が高かったわけでもないので、そのぶんアーティストを含め関係者が一生懸命製作しているのがよくわかりました。たとえばカーチェイスにしても、今は誰も傷つかないように加工したり編集することが可能ですが、昔はもちろん全部本番で、ここの部分はスタントマンが演じた、というだけで話題になったものです。観た人々は、曲だけでなくPVとのセットで楽しみ、夢中になっていました。
 今、同じように熱くなれる曲やミュージックビデオがあるのかどうか、不明ですが、少なくとも人に勧められて観ることは少なくなりました。
 動画共有サイトは、同じ趣向の方々が集まり、語ることができる場でもあります。昔のミュージックビデオのコメント欄には、やはり過去を懐かしむ方々のご意見が多くあり、国を隔てても同じ考えなのだなと気づきます。今後もそうした人々が集まる貴重な場であってほしいと思います。